ゆたんぶろぐ

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柏戦 - 天皇杯第 4 回戦

めっちゃ寒い。本当に寒い日でした。そんな中、天皇杯ということもあり、観客があまり集まりません。普段なら並んでいる時もゴール裏でも、人がたくさんいて暖かくはなるのですが、この日は期待できませんでした。美味 G 横町という露店街もないので、かなり雰囲気も寒い感じでした。

さて、対戦相手は柏。1 年で J1 昇格を圧倒的な強さで決めた柏です。コールリーダーは(サポーターを鼓舞するために)簡単に勝てるようなことを言ってますが、ガンバというチームは格下とされる相手に滅法弱いものです。相手はガムシャラにぶつかってきて、一つ一つのプレイに「喰ってやる」という執念を感じるのですが、どうもそういう相手に弱いんですよね。果たして今日も苦しい展開になりました。先制され、時間が刻々と過ぎていく。そもそも、リーグ戦では先発から外れていた平井が先発なので、もしかしたら監督も「格下相手に調子を戻せ」というような想いがあったのかもしれません。しかし我々は「相変わらず平井はダメ」という状況を目の当たりにすることになるのです。ボールを「もらいに動く」ではなく「来るまで待つ」みたいな感じですし、もらったとしても背を向けてもらって「味方へのパス」しかせず勝負しないし、肝心なところで走らないし、う〜ん。とにかく早く佐々木に変えてほしかった。

で、ルーカスと宇佐美が途中から入りました。宇佐美にはもちろん頑張ってほしいのですが、ルーカスも退団を前にしているので、是非一つでも多くゴールを決めて帰国してほしいものです。しかしこの二人が入ってもなかなか状況は一変せず、遂にたまりかねた監督は「佐々木登場時間」である後半 30 分に平井に変えて佐々木。ようやく平井が下がったと思ったら、いきなり佐々木が効果発揮!素晴らしい働きを披露してくれました。本当に今ガンバに欠かせない選手でしょう。しかしまだ同点なので、なんとか 90 分で試合を決めてほしいと思いましたが、残念ながら延長戦へ突入しました。

私は延長戦の場にいることが初めてでした。そんな中、やってくれました。最近はベンチを温めることが多かった二川のスルーパスに反応した宇佐美がペナルティエリア内で倒され、PK を獲得。遠藤がキッチリと決めました。さらには柏でレアンドロが退場になり、数的有利にもなりました。ここまで来ると中 2 日というハンデを背負ったガンバですが、主導権を完全に握りました。明神からのスルーパスに宇佐美が見事な抜け出し、さらにキーパーとの 1 対 1 を見事に制し、やはりガンバの至宝ですね。ゴール裏にすぐ走り寄ってきたのも、嬉しかったです。終了間際にもルーカスが佐々木のクロスをキッチリ決めて勝負あり。この時はもう「ルーカスに渡せば決めてくれる」と私ですら思えるようなイケイケの雰囲気でした。
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まぁ何故か天皇杯での J2 相手には心臓に悪い試合が多いですが、劇的になりますね。次は浦和です。一番気合いが入る相手です。浦和に勝てば、随分と先が明るくなるような気がしています。しかし中澤はいつからあんなに役者になったんでしょうか。痛がってて相手がイエローカードをもらったら元気に立ち上がり、走っていくという、、、なんだかなぁ。