あんこ物として最上位に君臨するのがおはぎです。萩の季節が「おはぎ」、牡丹の季節が「ぼたもち」って分け方がありますが、面倒なのでここでは全ておはぎと呼びます。ひとつの商品に対してのあんこの割合が多く、手軽に食べられる大きさであり、かつ、これも大好きなもち米をお餅より軽い、お米に近い状態で味わえるのがこの君臨理由です。
この記事は、以下の記事より分割移植したものです。
wings.hatenablog.com
- 今西軒(京都・烏丸五条)
- かさぎ屋(京都・二寧坂)
- 葵家やきもち総本舗(京都・上賀茂)
- 笹屋伊織(京都・ホテル エミオン 京都)
- おはぎ巴屋(京都・九条大宮)
- 松屋製菓(京都・烏丸七条)
- 仙太郎(京都・四条寺町)
- まだまだあります
- その他以外のカテゴリ
- 更新履歴
今西軒(京都・烏丸五条)
今まで食べてきたおはぎで最も美味しいと思うのが、この今西軒さんのおはぎです。水分量が多めなので上品でありながら奥深い味わいの粒あんに、もち米のうっすらとした甘さと程よい歯ごたえが凄まじく合ってます。おはぎと言うと、割と重めの和菓子ってイメージがありますが、今西軒さんのおはぎは、後味がさっぱりしており、いくつでも食べられる感じです。粒あんならではの瑞々しさというか水分をとても多く感じられるので、まさに飲み物といった感じです。9:30 開店ですが、9:00 頃には到着していると、全種類を安心して買うことができます。9:00 から並び始めても、9:30 にはかなりの行列になってしまっているので、特に土日祝祭日などはかなり早めに行った方がいいです。
個人的にはあんこ物として最上位です。
かさぎ屋(京都・二寧坂)
見たことのない形状をしているため、訪れる前から楽しみにしていましたが、実際に食べてみるともう美味しくてたまりませんでした。調理シーンを見てないので完全に想像ですが、煮た小豆を穴の開いたおたまですくい上げて汁を切った上で丁寧に乗せて少しだけ押さえた感じです。写真はおはぎのように固まって見えますが、実際はお箸を突撃させると小豆がほろっと崩れるぐらいにふんわり包まれています。もち米が少なめなので、もち米重視やトータルバランス重視の方は物足りない気はしますが、ぼくのようなあんこ重視だと満足度が非常に高いです。そして、非常に香り高いきなこのおはぎ(夏季限定)は、提供する前にきなこを少し炒っているんじゃないかと思うほど、香ばしいです。とても美味しいです。葵家やきもち総本舗(京都・上賀茂)
このお店は「やきもち」が有名ですが、個人的にはこの「おはぎ」の素晴らしさが上回ると思います。あんこの甘さも、もち米の感触やお味もとても好みで、「上賀茂」という文字を見る度に思い出すので、少し遠いですが通っています。きな粉のおはぎは大抵の場合はこしあんが一緒になっていますが、葵家さんは粒あんを一緒にしてくれているので、粒あん・きな粉どちらもという選択をしています。かなり柔らかいので、持ち帰りの際に潰れてしまってどうしてもうまく写真を撮ることができず申し訳ないです。笹屋伊織(京都・ホテル エミオン 京都)

www.sasayaiori.com笹屋伊織別邸とオンラインショップのみで販売されている「伊織のおはぎ」というもち米の上に非常に味わい深いあんこが敷き詰められているおはぎです。あんこともち米の双方とも素晴らしく、互いを引き立て合っています。丸く作られておらず、切れ目がないので、はっきり言って食べ納めどきが分かりません。気づけば全部食べています。
松屋製菓(京都・烏丸七条)

tabelog.comかなり大きめのおはぎで、もち米が薄味の代わりにあんこの甘さが強く、一緒に食べたときに満足感が最大になります。ちょっと調べても営業時間が分からなかったので尋ねてみたら、8:00〜17:00 だそうです。
仙太郎(京都・四条寺町)

www.sentaro.co.jpこの「七穀おはぎ」は、通常と違ってお米が外側であんこが内側になっており、七穀の粒々感も楽しめますし、内側のあんことのコンビネーションが絶妙で非常に美味しいです。個人的には、通常のおはぎより好きです。
その他以外のカテゴリ
更新履歴
- 2022/02/12 分割移植による公開、おた福屋さんのおはぎ・シャトレーゼさんの十勝小豆おはぎ・フレスコさんのこぼれおはぎ・豆餅すゞめさんのおはぎを追加(計 41 点)
- 2022/03/11 イオンさんのおはぎを追加(計 42 点)